弊社への発注者から最後に怒られたのはいつだったか、ちょっと思い出せない。
怒られる要因がなかったのか、怒られてもおかしくない要因はあったが、普段からの関係性のおかげで発注者が感情的にならなかったのか・・・。
一方、弊社からの案件を受注してくれた企業から怒られたことはある。
こちらが相手の不手際を指摘したら、いわば逆切れされたということ。
なぜ怒られたか?私のメールが癇に障ったらしい。
その社長は、私より年上でデザイン一筋の職人気質であった。
3年前、ある$1デザインの案件をお願いしたことがあった。
確かに十分な予算を用意できなかったが、当該案件で何か相談しようにも口を開けば、「できない、できない」。
あ”ーーー、もうっ!
・できないと言う前に「実現するためにはどうするか?」という思考にならんのか?
・いい年したベテランなのに頭ガチガチのおっさんだ!
(注。私も今は50代になったので十分おっさんです)
という不満がグツグツ。
こちらとしては、「できない」といわれた要求をすべて取り下げて受け取ったにもかかわらず、納品されたデータをいつもの$1会社のチェックの結果、「入稿ファイルに不備あり」・・・ガックリ
調査した結果、入稿ファイルを再度作成していただくことになります。
と、メールで知らせたところ、どうやら、この“調査”という言い方が、刺激してしまったようで、
「不具合があるなら具体的に言ってみろ!」
「どこの印刷会社が文句言ってるんだ!」
「俺は空手の黒帯だっから姑息なことはしない!」
ですって。orz
“調査”がなんで気に入らなかったのかわからないですが、私も人間なので、怒るなとは言いません。
ただ、怒ったまま返信するから怒ったメールになってしまうのですよ。
深呼吸して落ち着いてからメールした方がいいですね。
あるいは、文句や泣き言を言いたいのであれば、面会か、少なくても電話してリアルでお話しした方がいいです。
私たちはまったく間違いのない日本語で文章を書けるとも限らないし、無機質な活字と相まって話が変な方向にいかないようにするため、文句や泣き言などのネガティブなやり取りは、メールを使わないことをお勧めします。
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